今年もあっという間に残りわずかとなりました。みなさんはどのような一年でしたでしょうか。
さて新年と言えば、初詣です。
歴史ある神社仏閣も多い九州には、パワースポットも多く存在します!
せっかくなら、一年のスタートに足を運んでみませんか?
ぜひ、行ってほしい!九州7県のおススメ初詣パワースポットをご紹介いたします♪
福岡
宗像大社「高宮祭場」
日本神話にも登場する日本最古の神社のひとつで御祭神は、天照大神の三女神です。
本殿には、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)を祀る「辺津宮」があり、本殿裏に、田心姫神(たごりひめのかみ)を祀る第二宮、湍津姫神(たぎつひめのかみ)を祀る第三宮があります。
※実際には、後者2宮は海上に浮かぶ島にあります。
中でも、パワースポットと言われるのが高宮祭場(たかみやさいじょう)です。
ここは、市杵島姫神が降臨した場所と伝えられていて、祈りの原形とされる数少ない斎場。凛とした空気感があり、神秘的な場所です。
宗像大社は、三女神を祀る三つの宮を総じて「宗像大社」と言います。
大社本殿祀られているのは市杵島姫神。
船で15分くらいのところにある「大島」に、湍津姫神を祀る「中津宮」があり、神職以外は立ち入れない「沖ノ島」には、田心姫神を祀る「沖津宮」があります。
天気が良いと「大島」から「沖ノ島」を見ることも出来ますので、お正月には無理でも、ぜひ、行って頂きたい場所です。
▼参拝について等はHPでご確認ください。
https://munakata-taisha.or.jp/
佐賀
武雄神社『大楠』
温泉でも有名な武雄市にある神社です。社殿が白いのも特徴的で、一見の価値があります。
神社で参拝を済ませた後に、必ず立ち寄って頂きたいのが「大楠」です。本殿から少し歩き「もみじ通り」を抜けると、そこには樹齢3000年と言われる神秘的な大きな楠があります。
市の天然記念物にも指定されているほどの大楠は、樹木の高さ約30m、幹回り20mもあり、大きく広がった枝の張りは東西に30m、南北に33mもあります。
実際に見るとその数字よりも大きく見えるほどです。
根のあたりが大きく口を開けていて、その中は12畳ほどもあるそうです。中には天神様が祭られています。
3000年もの時を経ている神木のため、見学は柵の外からになりますが、十分に神秘的な空気が感じられます。
パワーをもらうというより、浄化されるようなイメージかもしれません。
▼参拝について等はHPでご確認ください。
https://takeo-jinjya.jp/
長崎
鎮西大社諏訪神社『男石・女石』
長崎くんち「蛇踊り」の勇壮な舞が見られる場所としても有名な諏訪神社。
婚活や縁結びに、ご利益があることでも大人気のスポットです。
江戸時代から伝わる、陰陽石に縁結びの由来があると言います。
男性は女石を、女性は男石を踏んでから、坂の上にある本殿の両性合体石を踏みます。その後に参拝すると良縁が叶う!という言い伝えがあります。長崎らしく、本殿までは斜面です。石段に気を取られ、途中にある縁結びの石を見落としたまま、本殿に辿り着かないよう注意が必要です。
結構な階段なので、女性は歩きやすい靴がおススメです!頑張ってのぼってください!
上がった先の境内には、恵比寿・大黒縁結び「恋占い」というちょっと変わった占いがあります。
目を閉じて、女性は恵比寿さま、男性は大黒さまに辿り着ければ願いが成就するというもの。ぜひ、お試しください。
▼参拝について等はHPでご確認ください。
https://www.osuwasan.jp/index.html
熊本
肥後一宮 阿蘇神社『高砂の松』
約2300年の歴史があり、神殿や楼門などは、国の重要文化財に指定されています。楼門は九州最大規模で「日本三大楼門」の一つですが、2016年に起きた熊本地震で江戸時代に建てられた楼門は全壊してしまいました。
2023年12月、復旧工事が完了し、以前と変わらぬ勇壮な姿を見ることができます。復興した姿を見るだけでもパワーを得られるような気がします。
そんな阿蘇神社で昔から有名なのが、縁結びの「高砂の松」です。
女性は右回り、男性は左回りに松の周囲を2周すると良縁に恵まれると言われています。
その他にも、阿蘇は名水の町。神社近くの門前町では、金運や良縁などにご利益があるとされる”水基巡り”が楽しめます。火の国阿蘇の大地のパワーを体内に取り入れて、パワーアップできそうです!
▼参拝について等はHPでご確認ください。
http://asojinja.or.jp/
大分
高塚愛宕地蔵尊 『乳銀杏』
「どんな願いごとでも叶えてくれる」と定評の通称「高塚さん」。
奉納されたお地蔵さまがずらり2000体以上も並ぶ様子をみると、信仰の厚さと愛されている場所だということが分かります。
さて、そんな多くの人々の信仰の場となっている高塚さんは、神仏混淆(こんこう)形式の珍しい場所。日本最初の大僧正の位を授けられたという行基という僧侶がこの地を立ち寄り一心に地蔵菩薩を念じていたある晩、大きな公孫樹(いちょう)に金色の光を放つ3つのを見て、いちょうの大木に登ってみると、三個のうち、ひときわ光る一個が乳房の形をした宝珠だったという言い伝えがあります。
その言い伝えからごイチョウの木が神木とされていて、イチョウの木に手をあてることでパワーを頂けるようです。
ちなみに「4」のつく日が、縁日。多くの人で賑わいます。
▼参拝について等はHPでご確認ください。
https://takatukasan.com/
宮崎
日向國天岩戸神社『天安河原』
日本神話の主神とされている天照大神(あまてらすおおみかみ)が、岩戸から出て最初に住んだとされる場所を祀った神社で、「お隠れになった」という天岩戸という洞窟がご神体です。
その洞窟が天安河原。間口が約40m、奥行き30mもの大洞窟で、八百万の神がこの河原に集まり相談されたと伝えられる場所です。
伝わるお話しだけでも神秘的ですが、その場所に行ってみると、願いごとをする際に行う石積みがいくつも並び、なんともいえぬ光景も印象的。ちょっと、非現実的なその光景がなおさら神秘を感じさせる不思議な空間です。
神様に近づいた気持ちにさえなれるパワースポット。
一度は訪れてみたい神社としても人気です。
▼ご参考
https://amanoiwato-jinja.jp/
鹿児島
霧島神宮「ご神木杉」
鹿児島のパワースポットとして、度々話題になるのが霧島神宮。
天孫降臨の地といわれる神社で、社殿には釘などの金物を一切使われておらず、この規模の神社としてはとても希少な木造建築です。建物自体が素晴らしいので、個人的には、ゆっくりと見物していただきたい場所です。
そして、ここでパワースポットと言われているのがご神木の杉。
樹齢800年のご神木を見上げると、枝の一部が ”神様が祈りを捧げ手を合わせている” ように見えます。烏帽子にも見えるという人もいるようで、自然が作り出した造形のありがたいパワースポット。
スマホの待ち受け画面にすると幸運を招くという説もあります。
何より、歴史ある場所ですので、ご利益があるのは間違いないでしょう。
▼ご参考
https://kirishimajingu.or.jp/
いかがでしたか?神話や言い伝えが残るからこそ、現代でもパワースポットとして多くの人が訪れる場所です。
九州には、古く由緒正しい神社仏閣が多く残り、その土地ならではの風習や祭りがたくさんあります。
多くの方に知って頂き、足を運んでもらうことは、次代に残す大事なアクション。九州にお越しの際は、ぜひ、古き良きものにも触れてみてください。
さて、今年一年、“九州お取り寄せ本舗”をご愛顧いただきありがとうございました。
来年も、みなさまに喜んで頂ける「九州のおいしいもの」をお届けして参りますので、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます!
\☆新しい年がみなさまにとって良き年でありますように☆/