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本日は、日本に昔からある発酵食品のひとつ「あまざけ」のお話しです。
美味しく体を温めるだけでなく、現代社会に生きる私たちの“疲れた体“も元気にしてくれる効果まであるパワードリンク!
そんな甘酒の効果などをまとめてみました。
なんで大寒が「甘酒の日」?
2023年、今年の「大寒」(だいかん)は1月20日。二十四節気の “一年で最も寒い日”とされており、昔からこの「大寒」の頃に甘酒が良く飲まれていたそうです。
1969年からビン入りの「甘酒」を販売してきた森永製菓株式会社が、<疲れを癒し、身体が温まる飲み物>として、寒さのピークとなる「大寒」に制定しました。
甘酒の種類
■米麹
米麹または米と種麹にお湯を加えて、60℃前後を保って発酵させたものです。
発酵の段階で米のデンプン質が分解されて、ブドウ糖やオリゴ糖に変化するため、砂糖をいれなくても甘みが出ます。使用する麹によって風味や香りが違うため、酒蔵によって味が違うのも魅力のひとつです。
■酒粕
日本酒の醸造過程で圧搾した際に残る固形物のこと。スーパー等では板状で販売されています。アルコール成分が残っているため、飲食する際には注意が必要です。
この「酒粕」をお湯で溶き、温めた甘酒もあります。
※酒粕にはアルコール成分があるため、子どもや妊娠、授乳中、アルコールに弱い方、車の運転をする場合など注意が必要です。
温活におススメ!体が温まる効果あり
甘酒に含まれている「酵素」の働きで、体内の代謝が促進され、体全体が温まるという効果があります。飲んだ後も1時間ほどはその効果が持続する保温効果もあるという検証もされているのだとか。その効果は、なんとショウガ以上という結果も!
「体の冷え」は、季節に限らず、内臓の働きが悪くなり、免疫力も低下します。冷え性でお困りの方!温活中の方に甘酒効果は期待大です!
麹菌の秘めたるパワー!
「飲む点滴」とも言われるほどの栄養価があり、疲労回復に効果があるとされるアミノ酸も多く含まれているので、疲れがたまった時に飲むのもおススメです。
その他、ビタミンB群など種類豊富なビタミン類も含まれています。酒粕や米麹を原料とすることで、酵母や麹菌の発酵産物である「生理活性物質」が豊富に含まれていると考えられています。
「生理活性物質」とは、生命活動や生理機能の維持や調節にかかわる化学物質の総称を指します。簡単に説明すると、細胞の老化を防ぐ他、免疫力を正常に保つなど生きる上で重要な体内活動のバランスを保つための物質です。
嬉しい美容効果も♪
森永製菓の分析によると、なんと!目の下のクマや、頭髪のツヤにも影響があるそうです。目の下のクマについては、肌の血行が良くなったことで肌のターンオーバーが促進され、改善につながったのではないかと推察されています。
▼森永製菓
甘酒 (morinaga.co.jp)
腸内環境も改善♪
近頃よく耳にする「腸内フローラ」。正式には、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)と言うそうです。私たちの腸内には、約1,000種100兆個もの多種多様な菌が生息しています。大きく分類すると
- ・体に良い働きをする『善玉菌』
- ・体に悪い働きをする『悪玉菌』
- ・どちらにも属さない『日和見菌(ひよりみきん)』の3種類。
これらがバランスをとりながら腸内環境を最善の状態に保とうとしています。この腸内フローラのバランスが崩れてしまうと、便秘や下痢、肌荒れからアレルギーまで引き起こすことがあると言います。加齢に伴い変化すると言われており、このバランスは必ずしも実年齢と一致しないので、腸内を健康に保つには食生活が最も重要とされています。
甘酒には、善玉菌とされる酵母菌や麹菌が含まれているため、腸内環境の改善にも効果的!腸内フローラを最善に保つためにも効果的です。
脳の疲労や夏バテに即効!
麹でできた麹甘酒は、ブドウ糖がたっぷり!飲んですぐに吸収される栄養素のため、夏場の暑さからの疲れや運動の後の疲労回復にも効果的です。夏場には、冷やして飲むのもおススメ。冷やしても美味しさと効果は変わりませんし、食欲不振の解消も期待できます。
また、脳のエネルギー物質となる重要な栄養素でもあるため、受験生の勉強疲れや仕事などからの脳の疲労にも効果的。
疲れた時のパワーチャージにもおススメです!
発酵食品としての魅力満載の甘酒パワー。いかがでしたか?
市場には、さまざまな商品があり、ビタミンやミネラルが豊富な雑穀入りの甘酒なども魅力的です♪
酒蔵の違いで味や香りも違うため、お好みの甘酒を探すのも楽しいかもしれません。 当店がある福岡県も九州の酒どころ。老舗蔵元が造る「甘酒」がたくさんあります。機会があればぜひ、お試しください!