なぜ冬に食べたくなるの？魅惑のチョコレートと代替糖「デーツ」のお話し

MASA ライター

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公開日：2023年2月3日

「九州お取り寄せ本舗」にお立ちよりくださり、ありがとうございます！

寒い時期になると、なぜだか増える「冬限定チョコ」。お菓子売り場は、各種メーカーのさまざまな商品が一斉お披露目状態。そして「限定」という、うたい文句につられて手が伸びてしまうのは、私だけでないはず！

でも、なぜ冬はこんなにもチョコの限定販売が多いのでしょうか？バレンタイン商戦用なのかと思いきや、それだけではない理由がありました。

寒いと甘いものが欲しくなる？

ヒトは「寒い！」と感じると、一定の温度を保とうとして体内で熱を作ろうとします。
体温を上げるためには、エネルギーが必要なのですが、このエネルギーこそ「糖分」です。必要な燃料の「糖分が足りない！」と、脳が反応することで、甘いものが食べたくなります。そんな時に、少量でもエネルギーを補えるチョコレートが冬の人気スイーツとして定番化したようです。

幸せセロトニン効果

「冬季うつ」をご存じでしょうか？

「季節性うつ」とも呼ばれ、日照時間が少ない冬に起こりやすいとされています。気分が落ち込みやすく、やる気が出ないなど、いわゆる「うつ状態」に陥ります。
この症状の理由のひとつにセロトニンの分泌量が関わっています。

セロトニンは「幸せホルモン」とも言われ、心のバランスを整える脳内物質のひとつ。正常に分泌されることで多幸感が得られ、自律神経を整えます。
日光を浴びることで分泌されるので、日照時間が短い冬は、分泌量が低下します。ですが、このセロトニン、甘いものを食べた時にも分泌されることが分かっています。

疲れた時の甘いもの効果

疲れた時に欲する甘いもの。このメカニズムもエネルギーを消費した！と、からだがSOSを出し、早く取り戻そうとするために起こる現象です。

からだは、エネルギーの消耗で血糖値が下がった状態になっています。血糖値が下がると脳やからだにブドウ糖が行き届かなくなるため、疲れを感じます。
特に脳は、ブドウ糖だけをエネルギーとしているため、栄養不足の状態になると、思考力や集中力が低下し、眠気を感じます。そこで、欠乏しているブドウ糖を補給しようと「甘いもの」が食べたくなるわけです。

実は冬は“痩せやすい”

冬は太りやすいといった認識がされがちですが、実は代謝が上がりやすい季節。
からだは、外気が10度以下になると、冷えから内臓を守るために体温を36度程度に保とうとします。熱を作り出すためにカロリーを消費するので、結果的に基礎代謝があがることになるのです。
気温の低下は、それだけ体力を消耗するということでもあるので、からだを冷やさないに越したことはありませんが、代謝が上がりやすい冬の時期を上手に利用することで、ダイエットも効果的にできるようです。

罪悪感から解放！ギルトフリーのおやつ

いくら代謝が上がりやすいからといって、油断は大敵！
だって、必要量と食べたい量は違います。しかも、「疲れているからいいのよ！」と、気を緩め食べ始めると、止まらない・・・なんてことも。
私はありますよ。一箱、一袋、全部食い（＞＜）。
そして残るのは、食べた満足感より罪悪感。そういった経験、みなさんもあるのではないでしょうか？

そんなスイーツ好きさんのお悩みを解決するのが、ギルトフリーのおやつ！
guilt（罪悪感）がfree（無い）といった意味で、罪悪感から解放され食を満たすもの。糖質や油分などが意識して作られた食品・食材で、カロリーや栄養・成分などに配慮されているため、食にこだわる方にもおススメです。

代替糖で知名度UP！デーツはパワーフード

栄養価なども考え、砂糖の代わりに代替糖を使ったスイーツの人気が上がっています。その中でも気になるのが「デーツ」です！

スーパーフードとも言われている、栄養価の高いナツメヤシ「デーツ」。日本では、主にドライフルーツとして販売されています。ミネラルや抗酸化作用を持つβカロチン、ストレス対策に良いとされているパントテン酸なども含まれており、食物繊維も豊富。美容効果も期待できると人気です。
デーツは、エジプトやサウジアラビアなどが代表的な産地で、紀元前から貴重な食材として多くの人に食べられてきました。絶世の美女クレオパトラも好んで食べたと言います。
一粒で満足感ある甘さで、天然のキャンディーと言われています。