九州産直通信

ド田舎に5万人を呼び込む!?町ぐるみで神社とタイアップした幻想的で映えまくる光のアート

こんにちは、走るライターです。

同僚のデザイナーさんから「地元でしたよね?これどうぞ!」と手渡されたのは招待券。見ると「浮羽稲荷神社ライトアップアート2023」でした。
演出が素晴らしいと噂には聞いてたけど行ったことのなかったイベント。
やったー\(^o^)/ ということで1月末の土曜日に子供2人を連れて行ってきました。

ただし、このイベント、激混みでも知られ、前回は約5万人が参加したとの情報も。いやいや、地元だから分かるけど、こんな田舎に5万人は来ないわ、と高をくくりながらも、人混みが苦手ということもあり、念のため開演の1時間前、17時に到着するように向かいました。

まだ明るいうちに到着したのに、徒歩20分くらいある遠くの駐車場しか空いておらず。でも駐車場でクイズカードが渡されて、神社に到着するまでの道順に隠されている文字を集めて答えると景品がもらえるとのこと。距離を感じさせず飽きさせない仕掛けが素晴らしい。

浮羽神社稲荷の300段の階段を登った(年々キツい)ところの受付に20人ほどの行列。思わず、うゎー多い、と漏らしてしましました。何やらYouTubeライブ配信やってる人も。17時半過ぎなので、まだ明るい。

受付で招待券と答えを書いたクイズカードを出すと、有料エリアのチケットと景品の特別御朱印をいただきました。

受付の前にはキッチンカーが4台ほどありましたが、本殿まで登りさらに奥へ進んだところにも出店がたくさん。そして既にライトアップ。少ないけど座る場所も焚き火もあったので、そこで飲み食いしながら開演を待ちます。まだ明るい。

そして18時になり、ライトアップゾーンが開演。チケットを渡して奥に進むと、この瞬間に一気に辺りが暗くなりました。おぉ、ちょうどいいタイミング!

ではアートの数々をご覧ください。

プロジェクションマッピングも多用されているので、幻想的でテンション上がるような光のアートが楽しめます。所々、”映え”を意識した撮影スポットも設けてあって、若年層やSNSを意識した演出も効果的だと思いました。おそらく、こういった仕掛けや気遣いが5万人規模を呼び込んだ要因なのでしょう。

ところで、その5万人ですが、、、有料エリアを終えて出てきた限りで言えば、やっぱりそこまでの集客はなさそう。地元民の予想は的中です、はい。

それにしても、ここまで盛大かつ緻密な演出は圧巻でした。浮羽稲荷神社の敷地内のあらゆるところに仕掛けがされ、さらに駐車場から道のりにも細やかな工夫。準備が大変だし、片付けるのも大変だろう、と感心しきりでした。

また、これだけのイベントなのに1人1,000円(前売800円)とコスパ最高。だからこそ、たくさん飲み食いして、お賽銭も奮発して欲しいです。

帰り際には、子供たちの要求と自分の欲求に負けて、出店で焼き鳥とポテトを追加で食べて、浮羽稲荷神社を後にしようと300段を下りようとした時でした。

えっ!?うそっ!

なんと300段に長蛇の列。18時前に来た時は20名程度だった列が、階段の一番下までみっちり行列。推定800人。奇しくも招待券をくれたデザイナーはその大行列に並んでた様子。1時間以上は並んだようです(^^;
この様子だと期間中に5万人は来るかもしれない。

田舎に5万人も来ないだろ説は外れたけど、明るいうちに来て人混みを避ける作戦は大正解でした。

聞くところによると、浮羽稲荷神社のイベントではあるけれど、企画や運営はうきは市の実行委員会のような組織、つまり町の人たちが担っていたようです町ぐるみの一大イベント、大成功だと思います。

明るいうちはそこまで寒くなかったけど、さすがに帰る19時過ぎは極寒。1月末なので当たり前ですが、大行列の人たちはさらに寒かったことでしょう。ただ、寒いからこそド田舎の夜空には満天の星。久留米市内でもそこそこ星空が拝めますが、純度がまるで違う。

福岡県のはずれにあるうきは市ですが、このイベントは来て損はないです。ご招待ありがとうございました!

浮羽稲荷神社ライトアップアート
場所: 浮羽稲荷神社
開催日: 2023年1月13日(金)~15日(日)、19日(木)~22日(日)
時間: 18:00~21:00(受付開始17:00~終了21:00)

次回開催はこちらでチェックしてみてくださいね!
https://ukihalove.jp/ukihainari_rightupart2023/

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この記事を書いた人

Motto: 走るライター

観光スポットを走りたくなる年頃。