九州産直通信

芋好きにはたまらない!!長崎県千々石名物“じゃがちゃん”食べてみました。

こんにちは。
九州お取り寄せ本舗スタッフのゆかさんです。

さっそくですが、お題にもさせていただきました、長崎県千々石(ちぢわ)町の名物“じゃがちゃん”ってご存知でしょうか?

友人となんとな〜くでぶらりと長崎県雲仙市の旅館に泊まりに行ったときのこと。
私は「下道ドライバー」なので、走行距離100km超えはなかなかの長旅。時間にすると、およそ2時間半。 とはいえ私にとっては大した苦じゃないのです。というのも、「下道じゃないと出会えないグルメがあるから」。執念です。

そんな雲仙への道中、友人が
「途中で千々石っていうところを通るみたいなんだけど、ここの名物が“じゃがちゃん”っていうじゃがいも丸ごとみたいなものらしい。ゆかさん芋すきだよね。」
と前日にリサーチしてくれたらしい内容を報告してくれました。

「いきましょう。」

ということで0.1秒で決定した“じゃがちゃん”。

とはいえ千々石はそのうち通るらしいとのことで、場所は調べずぷい〜っと車通りの少ない一本道を快適にドライブしていました。

そんな時、突然現れた“じゃがちゃん”のノボリ。

まだまだ先は長いし、言うほどお腹空いてないよね、と言いながらもうウィンカーを出していました。

伺ったのは「千々石観光センター」
海がよく見える気持ちのいいところにある物産観光センターさんです。

千々石観光センターからの景色

http://www.chidiwa.com/center/jagachan/

(元気のあるHPがとっても素敵で、また行きたくなってきました…。)

さっそく物産館にお邪魔しました。
(とにかく早く“じゃがちゃん”を食べたくて全然写真を撮っていません。ごめんなさい。)

中には長崎名物カステラもたくさんの種類が並べてあったり、いろんなお土産の名産品がところせましと陳列されていました。

しかし…“じゃがちゃん”は…どこ…!?

店内をうろつくも見つけられず、「もしかして…今日は閉店してるとか…?」と泣きそうになりながら、おそるおそるカステラを陳列しているおじさまに
「すみません…“じゃがちゃん”って…ありますか…。」
と聞くいい年の女二人。

「外に出たとこにありますよ」
とおじさま。

店を飛び出るいい年の女二人。

外に出ると、軽快な“じゃがちゃん”のテーマが聞こえてきたので、ふらふらと誘蛾灯に誘われる虫のように“じゃがちゃん”のお店に近づきました。
たこ焼き屋さんによくあるような形の、特設の売り場で販売されていました。
予想より多いお客さんが“じゃがちゃん”待ちをしていたので、私達もいそいそと並んで、壁に貼ってあるメニューを見ては“じゃがちゃん”以外に心奪われては心を強く持ち目を反らす…を繰り返していました。

ようやく順番になり、店員のおじさまから揚げたての“じゃがちゃん”を受け取ると、それはほんとうにじゃがいものかたまり

これだけ写真があるのですが、私の推しが写っているので先に謝っておきますね。
(推し旅はいいぞ)

(海風が強くて倒れそうな推しを支えてくれる友に感謝)
(良い景色ですね)

“じゃがちゃん”は、イメージとしては丸々一個のじゃがいもを半分に切ったものを、ホットケーキミックスのようなほんのり甘い生地に浸けて油で揚げて塩をかけたものです。そんなお味です。

それが豪快にお箸にぶっ刺さっている、まさに豪胆でそれでいて
「芋のこと、よく分かってるじゃん…」
と言いたくなる芋好きにクリティカルヒットする逸品。
もうこれ絶対美味い!!!と食べる前からやいのやいの言う二人。

大きな口を開けてかぶりつくと、揚げたてのほっくほくのじゃがいもがほんのり感じる甘さと塩味で美味しいのなんのって。

ここに来るまで「いうほどお腹すいてないよね」なんて言っていたとは思えないほどぺろりと平らげました。

というのも、この千々石産のじゃがいも、とってもあっさりとしたお味。

じゃがいも特有の濃い香りは比較的抑えられていて、喉に詰まるようなあの食感もあまりなく、良い意味ですごく食べやすいじゃがいも。

もしかするとじゃがいも嫌いな子(そんな子が存在するならね)でも食べられるのでは?と世の中のじゃがいもの供給量が足りなくなることをいたずらに心配するほどでした。

しかもしまいには二人共
「これもう1本いけるまである」
とか言っている始末でした。さすがに我慢しました。

ちなみにこの話を別のお友達にしたところ、
「とんびに気をつけろ」
とのことでした。
海の近くなので、確かにたくさんとんびが飛んでいました。狙ってくるそうですよ。写真なんか撮ってないですぐ食べてください。

そして後から知ったのですが、なんとこのじゃがちゃん、
ここ、千々石物産センターでしか食べられないんです…!!!

なので、近くを通るご予定がある方は絶対に食べたほうがいいです。
正直、“じゃがちゃん”の魅力に囚われてしまった私たちは帰り道でもう少し早く思い出していれば再来していたところでした。
この旅から帰った私たちは数日“じゃがちゃん”の思い出に囚われていたほどです。

余談ですが、結構おうちでも再現できそうじゃない?と思い、自宅で試しに作ってみたのですが、「じゃがいもが違〜う!!(でも美味い)」という絶望の淵に落とされました。
本当に、“じゃがちゃん”は、千々石物産センターでしか食べられないんです…!!!
悲しい…!!!でもそこがいい…!!!と、“じゃがちゃん”に対して厄介オタクを滲ませています。

ちなみにこれも調べて初めて知ったのですが、長崎県はじゃがいもの生産量が
日本第二位!!
全然知らなかった…。
北海道が一位なのは知ってたのですが、二位がまさか長崎県とは。
しかも、多分ですが…じゃがいもの味が全然違うと思います。
なので皆さんも(特にじゃがいも好きさんは)、「まあ大体想像できる味だから…」なんて思わずに、是非食べに行ってみてはいかがでしょうか!

“じゃがちゃん”を販売している唯一無二の
■千々石観光センター
住所:長崎県雲仙市千々石町丙160
TEL:0957-37-2254
営業時間:9:00~17:30(年中無休)
http://www.chidiwa.com/center/jagachan/

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この記事を書いた人

Motto: 猪突猛進の食欲モンスター

美味しいものやおしゃれなお店を見つけたら、どんなに遠くてもすぐに突撃してしまう癖がある。